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韓国山林庁が空間データ情報ポータルサイトを構築

韓国山林庁

 

森林空間データ情報ポータルによるアドレスサーチの結果

韓国山林庁は、植林および森林の保護を専門としていてします。山林庁は環境にやさしい緑福祉国家を築くことを目標とし、森林の健康を促進し、山を豊かにし、人々を幸せにするという使命を持っています。 このビジョンを満たすため、山林庁は森林セクターを国内レベルでさらに強化し、海外で森林の回復に成功したという過去の経験を元に、「グリーン・リーダー」としての役割を担うように努めています。山林庁は、カーボンサイクル(人間社会からの排出や森林や海や土壌による吸収などの、二酸化炭素の収支の関係)を健全にし、緑の命の価値を向上させ、緑の資源を保護・管理し、そして国際的なグリーン・リーダーになる計画を立てています。

山林庁は、「森林空間データ情報 (Forest Spatial Data Information; FSDI)ポータル」というウェブサイトを開設しました。これは森林地管理に使われるものです。FSDIポータルサイトは森林地と全国的な資産管理を提供し、その中にはマップやデータの配布サービスや森林地の主題地図が含まれます。森林オーナーや一般の人々は、すばやくアクセス可能で正確な森林地情報を求めていました。FSDIポータルは、ユーザが特定の山を見つけたり、マップを検索したり、森林地の情報や土地の統計情報、娯楽施設の情報を分析したりするための詳細な情報を提供します。

韓国山林庁は、ArcGIS ServerのキャッシュをArcGIS API for JavaScript上で利用し、大量のデータをすばやく読み込むことが出来るようにしました。また、複数台のサーバを立て、分散環境を構築し、ポータルサイトの安全性と機能性を向上しました。このシステムは、ジオデータベースのコピーや検索を可能にするだけでなく、データ抽出のために適切な空間構造を探す最適な機能性サポートします。

Webベースのシステムを導入することにより、様々なソースからオンラインリクエストを通してデータを手に入れることが容易になっただけでなく、森林地の主題図に関連する属性情報をチェックすることも簡単になりました。加えて、山林庁はライセンス管理のコストを減らし、データをより安全、効率的に管理することができるようになったのです。

ポータルサービスの配布が森林管理に使われる

Webベースのシステムへのアクセスが容易になったことで、韓国山林庁は業務をより正確に効率よく行うことができるようになりました。また森林のオーナーや一般の人々は今では自分が保有する土地の情報をWeb上でチェックし、森林管理にシステムを活用することができるようになったのです。林務官は関連するデータを検索することにより利益の増加を知ることができました。人々は知る権利のあるデータへのアクセスができるようになり、森林業界は方策を効果的に実施することができるようになりました。それだけでなく、このWebシステムにより、公衆サービスの質が向上したのです。Webポータルを通して210万人の森林地オーナーに多様な情報を提供することにより、環境を保全し資源を管理することを容易にしました。

FSDIポータルサービスは、位置に関連する様々な情報を提供します。提供される情報には属性データも含まれ、それはコンピュータに入力し分析された後、プランナーや意思決定者によって使われます。データはソフトウェアやハードウェア、人の手により統合されます。

このシステムは3つの点で機能性を高めています。第一に、人的リソースに対するデータ移動やメンテナンスの負担を約30%減少することで、サービス管理が向上しました。次に、森林情報をデータとして作成し生産性を向上することで、データの価値を最大限にしました。最後に、本Webサービスは調査から許可を得るまでに必要な時間を15日間から2時間にまで減少しました。

2009年、このポータルサイトにより、韓国山林庁は2億ウォン(約1,280万円)および約12,000人の労働力を削減することができました。山林庁はこのGISサービスを拡大し、2012年には森林情報をモバイルサービスでiOSおよびアンドロイド端末に提供する計画を立てています。

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掲載日

  • 2011年10月17日

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