プラットフォームCase Studies Vol.16■概要■課題PROFILE新潟県長岡市幸町2-1-1を職員自ら作るようになった導入パートナー企業埼玉県川越市南台3-14-4長岡市統合型GIS システム構成図長岡市総務部情報システム管理課主査 鈴木 公一 氏組織名:新潟県長岡市住所:〒940-0084電話番号:0258-39-2205URL:https://www.city.nagaoka.niigata.jp/使用製品ArcGIS自治体ソリューションライセンス課題・職員によるマップの利用促進・GISのEBPMへの活用導入効果・ポータルを利用することで、主題図やアプリ組織名:朝日航洋株式会社住所:〒350-1165 電話番号:049-244-6061URL:https://www.aeroasahi.co.jp/Email:s-hon@aeroasahi.co.jp長岡市庁舎(シティホールプラザ アオーレ長岡)・ ユーザー自身によるアプリやコンテンツの作成長岡市は新潟県の中南部、中越地方の中心都市で、人口は約27万人と新潟県下第2位の人口を擁する市である。元来は内陸の都市であったが、平成の市町村大合併を経て、日本海に面する市となった。毎年8月2日、3日に行われる長岡まつり大花火大会は、観客数が100万人を超える日本屈指の花火大会であり、またそこには戦災と新潟県中越地震からの復興への祈りと願いが込められている。より多くの職員に使われることを目標に、2018年度(平成30年度)に統合型GISを導入した。ポータルとアプリという概念が利用のハードルを下げ、職員自らの手による主題図の作成やアプリの作成が広まった。将来的な政策立案での利用を目指し、部署横断型ワークショップを開催するなど新たな試みも始まっている。長岡市では、以前より、職員全体の8割にあたるGISライトユーザー向けに電子住宅地図共ArcGISプラットフォームの特長ArcGISプラットフォームの特長有システムを導入しており、住宅地図が簡単に閲覧できることにより多くの作業の効率化が図られていた。また、土木関係部署の担当職員はGISヘビーユーザーとしてデスクトップGISを使っていた。しかしその他のライトユーザーは、独自でデータを作成したり、それを可視化し分析を行うといったことはほとんどなかった。職員向けGIS研修も行われていたが、自席に戻ると業務優先になり地図を使うことが二の次になることが多かった。また部署異動により、せっかく導入したArcGIS Desktopが使われなくなってしまうこともあった。地図閲覧に留まらず、より多くの職員が一歩進んだ、GISを政策立案へとつなぐ使われ方(EBPM:エビデンス・ベースト・ポリシー・メイ統合型GISのポータル導入による職員の大幅な活用促進でEBPMを目指す新潟県 長岡市
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