Case Studies Vol.1725弁栓調査用アプリシステム構成> 安心・安全 > 上下水道■課題解決手法■効果■今後の展望NEO」を採用した。その際に、パッケージのイセンスを導入した。ArcGISを用いて庁内ALANDIS NEOを活用したことにより、業コミュニティフォーラムin関西の自治体向きそうだと感じた。ArcGIS自治体ソリューションライセンスはクラウドGISのArcGIS Onlineや、現地調ため、ライセンスの追加費用やアプリのプログラミング開発費用を必要とせずに、弁栓・ 弁栓台帳の位置図を既存のシステムか・ 弁栓台帳の調査項目を検討、設計(設・ ArcGIS Onlineへの弁栓位置図や管・ 取り込んだ弁栓位置図に調査項目を成28年)にアジア航測株式会社製の業務特化型GISパッケージシステム「ALANDIS 一部としてArcGIS自治体ソリューションラにGISサーバーを構築し、職員用PCや窓口端末で水道台帳を確認できるようにした。務の大幅な効率化が実現したが、現地調査は紙ベースで行っていた。現地調査業務もスマートデバイスを用いて効率化できないか検討を進める中、GISけセッションに参加し、現地調査アプリを体験したことで、ArcGISが業務に活用で査アプリArcGIS Collectorが付属している調査用のアプリを構築することができた。費用面だけでなく導入スピードも早く、台帳の項目さえ決めれば設定のみでスムーズに構築を進めることができることも魅力である。弁栓調査用のアプリは下記の手順で構築を行った。ら出力計の方針として、極力文字を入力せずに選択肢をプルダウンで選ぶのみにした)路図の取り込み設定その後、現地調査用のタブレット端末にArcGIS Collectorをインストールし、現地調査を行った。弁栓台帳のデジタル化で業務の効率化が一気に進んだ。調査スピードは紙ベースの調査に比べて大幅に向上している。これはプルダウンでの選択が寄与している。また、約18,000基分の膨大なデータを搭載しているが、スマートフォンでの操作性も問題ない。さらに、吹田市全域のマップが外出先からいつでも閲覧・編集できるようになったことで、別の目的で外出した際にも、その足で近辺の弁栓を調査できる環境が整った。調査のフローが確立し、誰でも調査できるようになったため、煩雑な引き継ぎ作業がなくなったほか、調査の一部を外部業者に委託することも検討している。今後は水道台帳システムへの現地調査結果の反映を開始し、月1回程度の頻度で行う予定である。弁栓の調査を早期に完了した後には、集積したデータを元にアセットマネジメントや管路更新計画などに反映したいと考えている。先駆的な取り組みにより、調査スピードが大幅に向上活用事例
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