ArcGIS 事例集 Vol.20
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導入効果・最新のGISアプリケーションの導入とネット・効率的なインフラネットワークの構築・業務ワークフローの迅速化使用製品ArcGIS ProArcGIS Utility NetworkArcGIS Workflow ManagerArcGIS Field MapsArcGIS Workforce課題・既存ソフトウェアのサポート終了・レガシーブラウザーでの業務ワークフローの見直しワーク管理機能の向上PROFILE組織名:ソフィスカ・ヴォーダ社 (Sofiyska Voda)URL:https://www.sofiyskavoda.bg/enソフィスカ・ヴォーダ社新Web GISホームページ26世界66カ国で水事業を展開するヴェオリア・ウォーターグループ(本社:フランス)傘下のソフィスカ・ヴォーダ社は、ブルガリアの首都ソフィアで上下水道サービスを150万人以上の市民に提供している。同社は約10年前から包括的なGISを導入し、給水管や排水管のネットワークの計画・設計からメンテナンス、コールセンター対応など、組織内の幅広い業務に活用してきた。社内のGISチームは顧客に最良のサービスを提供するため、サポートが終了予定となった既存の上下水道管理システムを最新のソリューションへ移行することを決定した。さらに、同社はArcGIS Utility Networkを活用し、組織内のさまざまな事業の近代化を推し進めた。同社が運用していた上下水道管理システムを支援するソフトウェアのサポートが終了予定となり、既存のレガシーブラウザーとWebアプリのプラグインサポートが組織のニーズを十分に満たしていなかった。同社はArcMap内で実行されるジオメトリックネットワークを使用しており、このワークフローはこれまではうまく機能していたが、組織の要件が進化するにつれて、より近代的なソリューションが必要であることに気づいた。また、次世代の機能を確保しながら、既存のネットワーク管理機能の向上も実現できるソリューションを必要としていた。同社は公益事業向けのネットワーク管理機能を持つArcGIS Utility Networkのパイロットプロジェクトを実施し、その結果から同社のニーズを満たす最適なソリューションとして本格的な導入を決 めた。ArcGIS Utility Networkと既存のシステムとの統合は、2段階のプロセスで行われた。海外事例■概要■課題■課題解決手法ブルガリアの水道サービスがGIS革命で進化ソフィスカ・ヴォーダ社

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