プラットフォームArcGISは、いつでもどこでもあらゆるデバイスからWeb上に共有されたマップを簡単に検索、閲覧、作成、管理できる環境を提供します。ArcGISを組織のGISプラットフォームとして導入することで、多様な地理情報を組織内で共有し、さまざまな業務における最適な意思決定や業務の効率化に役立てることができます。「GISプラットフォーム」マークが付いているページは、ArcGISを組織のGISプラットフォームとして導入し、さまざまな業務で活用されているユーザーの事例です。組織の業務を効率化するGISプラットフォーム「ArcGIS」本年も多くのArcGISユーザーの方々にご協力を賜り、「ArcGIS事例集」第21集を発刊する運びとなりました。ここに厚く御礼申し上げます。世界は次々と生まれる革新的な発明によって急速に変化し、私たちの生活様式や生活の質が劇的に向上しています。しかし、その一方で、気候変動、資源管理、公衆衛生、災害対応などの予期しない影響と多くの課題が浮上し、持続可能な未来が脅かされています。これらの課題を解決するためには、共通の理解と広範な協力が不可欠です。このような状況下で、地理情報システム(GIS)は、地球規模の課題に対する極めて有力なツールとして機能します。GISは、政治、文化、言語の壁を超えて人々を結び付け、さまざまなデータを統合することで複雑な問題に関する地理的な理解を深め、より効果的な意思決定を促進します。本第21集は、「GIS ‒ Uniting Our World」をテーマに、20のArcGIS活用事例をまとめました。ここでご紹介するユーザーの皆様による地理的アプローチは、地理という共通言語を駆使して私たちを結び付け、個人や組織が社会に変化をもたらす力を持っていることを示しています。GISを活用することで新しい視点から物事を理解し、地域社会と協力して解決策を見出すことができると信じています。ESRIジャパン株式会社代表取締役会長兼社長正木 千陽ご 挨 拶
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