Product Newsプロダクトニューススケッチ フィーチャを選択している様子メディア レイヤー アイテムを Web マップに追加(出典: 国土地理院ウェブサイト (https://www.gsi.go.jp/))Map Viewer 上で Web スタイルを追加3D タイル レイヤーをScene Viewerで表示(ESRIジャパン株式会社N.S.)ArcGIS Onlineは、マップを作成、利用、管理するポータル環境を提供するクラウド GISです。ArcGIS Onlineが配信するコンテンツや、業務に特化したアプリ、ArcGIS Online上に作成した独自のマップや他のユーザーのデータに、いつでもどこでも、必要な時にアクセスして利用することができます。2024年2月末に、ArcGIS Onlineがアップデートしました。ここでは、アップデートによって追加された情報をいくつかご紹介します。スケッチ レイヤーの機能が拡張されました。スケッチ レイヤーは、マップ上に簡単にフィーチャを追加できる機能で、ポイント、ライン、ポリゴン、テキストに加えて、説明のポップアップも設定することができます。本アップデートにおいて、[プロパティ] ウィンドウからスケッチ フィーチャを選択できるようになり、シンボルとポップアップ情報を保持したまま、編集、複製、コピーして新しいスケッチ レイヤーを作成できるようになりました。また、一度に複数のフィーチャにタイトルを追加でき、ポップアップを設定できるようになりました。Map Viewerでは、ArcGIS Proで作成した独自のスタイルを利用することができますが、これまでは、ArcGIS Onlineの組織の設定を変更する必要がありました。本アップデートにおいて、組織の設定を変更しなくても、Map Viewer上でWebスタイルを選択できるようになり、より手軽に利用できるようになりました。メディア レイヤーは、.jpgや.png画像をWebマップに追加して、簡易的な ジオリファレンスを実行できるレイヤーです。これまでWebマップ内に保存することしかできませんでしたが、本アップデートにおいて、メディア レイヤーを アイテムとして保存し、他のWebマップで再利用できるようになりました。 メディア レイヤー アイテムには、配置、スタイル効果、可視性の設定なども保存されます。3D TilesはI3S(Indexed 3D Scene layer)仕様のシーン レイヤーと同様に大量の3Dコンテンツを視覚化するために使用できるOGC(Open Geospatial Consortium)の3Dタイルの仕様です。そんな3D Tilesを3Dタイル レイヤーとして公開できるようになりました。また、公開された3Dタイル レイヤーを Scene Viewerで表示できるようになりました。従来からある3Dメッシュ シーン レイヤーと同様に、リアルなテクスチャと標高情報を使用して、建築物や景観を表現することができ、他のコンテンツと組み合わせて使用することができます。 また、3Dメッシュ シーン レイヤーをScene Viewer上で編集できるようになりました。ポリゴンを描画して地表を平坦にしたり、マスクして他のレイヤーと組み合わせて表示したりできます。ここでご紹介した機能は、追加された機能のほんの一部です。その他の新機能についてはESRIジャパンのArcGISブログや米国Esri社の新機能ページをご確認ください。02スケッチ レイヤーの機能拡張カスタム Web スタイルメディア レイヤーの保存3D Tilesに対応クラウドベースのGISプラットフォーム「ArcGIS Online」のアップデートArcGIS Online
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