Product Newsプロダクトニュース● ArcGIS Reality Studio:航空機から取得した国や都市といった大規模な範囲のデータを扱うことを想定し、マップを中心とした3Dインターフェイスにより精度・速度・簡易さに 最適化され、スケーラブルにシステムを構成することができるデスクトップ製品● ArcGIS Reality for ArcGIS Pro:リアリティ マッピング(取得したデジタルデータを用いて物理世界の正確なデジタル描写を作成する処理)をArcGIS Pro上のワークフローに統合、航空機やドローンから取得したデータを処理するデスクトップ製品● Site Scan for ArcGIS:クラウドベースのデータ処理で大量のドローン画像を処理し組織内での素早い共有が可能な SaaS 製品● ArcGIS Drone2Map:データを用いて現地にてドローン画像の処理を実行することが可能なデスクトップ製品3Dモデルトゥルーオルソ点群航空機やドローンから取得したデータを用いて高精度なトゥルーオルソ、 DSM や DTM といった標高データ、3Dメッシュ モデル、点群(ポイントクラウド)データを作成するソフトウェア スイートとして ArcGIS Reality が2024年 5月にリリースされます。ArcGIS Reality は、国、都市、またはある地点というさまざまな範囲で取得したデータを処理する写真測量ソフトウェアスイートです。取得したデータの地理的範囲とデータソース、および処理を行うプラットフォーム(デスクトップ または SaaS)により最適なソフトウェアを選択することができます。地理情報システム(GIS)テクノロジとマッピング システムの中でデータ共有や組織、グループでの作業を簡単に 行え、写実的な視覚化と解析を実現できます。ArcGIS Realityで生成した位置精度の高い2Dデータを用いて面積や距離を正確に計測することや、高頻度で取得したデータにより作業地点の経過監視を行うことができます。3Dモデリングによる構造物の立体的なマッピングを 行い、標高データを用いて地形の計測や出来形管理を行うこともできるほか、撮影データによる設備点検を行うなど、写真測量の技術を持って作成されたデータはさまざまな分野で活用することができます。高精度なデータを作成することができるので、二次的な処理加工データの精度も同様に高くなります。作成処理した結果のデータは、ArcGIS Online や ArcGIS Enterprise により素早く組織内へ共有でき、高度な解析と視覚化に利用できます。現実世界で取得した画像を用いてArcGIS Realityで処理することでデジタルツイン基盤を作成し、地理空間データをレイヤーとして重ねた状態で場所や状況を実際と同じように表示し、デジタル世界を操作することが可能となります。(ESRIジャパン株式会社K.S.)04写真測量ソフトウェア スイート「ArcGIS Reality」をリリースArcGIS Reality
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