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■GISのデータモデル
GISは、実世界をモデリングするために主に2つのデータモデルを提供します。ベクタモデルは、XY座標列と属性によりオブジェクトを表現するモデルで、「これはどこに?」的なアプローチです。一方のラスタモデルは、セルと呼ばれる規則的に並んだ四角形に属性を持たせるモデルで、「ここには何が?」的なアプローチです。最近のGISは、どちらのモデルもサポートしていますが、どちらも長所短所がありますので、モデリングする対象やそのデータの利用目的などに応じて、適切なモデルをユーザが選択する必要があります。
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■ベクタモデル
ベクタモデルは、ジオメトリと呼ばれるXY座標列と、テーブルの1レコードに格納される属性とが、固有のIDによりリンクされて管理されます。モデリングする地物の特性や利用目的に応じて、ポイント(点)、ライン(線)、ポリゴン(領域)と呼ばれる3つのジオメトリタイプが提供されます。
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ベクタモデルは、明確な境界を持つ地物や現象を表現するのに適しており、加工や解析も行いやすいことから、ラスタモデルより比較的一般的に利用されています。
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■ラスタモデル
ラスタモデルでモデリングされるGISデータには、衛星画像などのイメージ、標高や気温などの連続変化面を表すサーフェス、および植生や土地利用などの比較的境界があいまいな主題を表す主題ラスタがあります。画像処理や連続的に変化する空間的特性の評価では、一般にラスタモデルを利用します。
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