鉛直座標系の設定による計測結果の違い

作成日 2008年04月18日
対応バージョン:Stereo Analyst for ArcGIS9.2


Question:

鉛直座標系の設定による計測結果の違い


Answer:

Stereo Analyst for ArcGIS9.2(以下、SAFA)では、ステレオウィンドウで対象地点のX,Y,Z座標をステレオ計測することができます。 一方、ArcGIS9.2から鉛直座標系を定義する機能が加わり、この定義によって、Z値の計測結果に影響します。

図1はLPS Coreで標定したブロックファイルをSAFAにインポートし、ステレオ表示した例です。 このブロックは鉛直座標系(LPSでの呼称:バーティカルデータム)をTokyo(MRE)として作成しており、計測される高さは標高を表すはずですが、IMAGINE Viewerに50mメッシュ標高データを表示して同一地点を計測してみると30m強もの差があることがわかります。

これは高さを計測する際の基準面が異なるためで、正しい鉛直座標系をArcMap上で定義していないことが原因です。



図1.SAFAでの計測結果


図2.50mメッシュ標高での計測結果

【鉛直座標系の定義】

  1. Stereo Analystツールバーから[オプション]をクリックします。
  2. [鉛直座標系]タブを開きます。
  3. 「鉛直座標系に水平方向と同じ座標系を設定」をオフにし、「鉛直座標系」から正しい座標系を選択してください。(図3)
  4. [適用]ボタンを押して変更を適用し、[OK]ボタンを押してオプションダイアログを閉じてください。
    ※ステレオウィンドウを表示している場合、自動的に更新が反映されます。
これで正確な高さが計測されるようになります。(図4)



図3.鉛直座標系の設定


図4.設定変更後の計測結果

以上。


ホーム > サポート > ERDAS製品 サポート

ESRIジャパン株式会社