効率的なAOIの作成〜Region
Growing AOI
作成日 2001年10月01日
Question:
効率的なAOIの作成〜Region
Growing AOI
Answer:
ある特定の領域を選択したAOIを作成したい場合、Region Growing AOIを使用することにより、効率よく作業することが出来ます。
ここでは、サンプルデータ "DEMmerge_sub.img" を使用して、ある地点から高さ±400m以内の領域を選択します。
ViewerにDEMmerge_sub.imgを開きます。続いてAOIツールパレット(Rasterのツールパレットでも可)で を選択し、任意の地点をクリックします。ここでは、標高が高いと見られる地点(白っぽい)をクリックします。

この段階ではまだAOIは小さな点です。これから設定の変更を行います。
をクリックしてRegion Growing Propertiesダイアログを起動してください。

ここで重要なのはSpectral Euclidean Distance:の値です。これはユークリッド距離で、二点間の最短距離を表しています。単位はありませんが、使用するデータのバンドが1つの場合はピクセル値そのものがユークリッド距離になります。
今回点をおいた地点のピクセル値=標高値は2878mでした、ここから±400mの範囲、標高2478m〜3278mの領域をAOIで選択します。Spectral
Euclidean Distance:に400と入力してRedoボタンをクリックして下さい。
- Neighborhood:斜めを考慮するかしないか。
- Geographic Constraints:地理的基準で領域を制限する。
- Area:面積で制限
- Distance:距離で制限

点を置いた地点から、標高2478m〜3278mの範囲のAOIが作成されました。
同様の手順で画像の水の範囲のAOIを作成したり、Thematic(主題画像)から任意の範囲のAOIを作成したりすることが出来ます。Thematicを扱う場合はSpectral
Euclidean Distance:を1.0未満にすることにより一つのクラスのみを選択することが出来ます。

この領域をAnnotationにしたり、ポリゴンshpファイルにすることも可能です。作成されたアノテーション及びベクタデータは地理情報を持ったものになります。詳しくは
[AOIについて]『AOIのアノテーション、ベクタデータへの変換』
をご覧下さい。
ESRIジャパン株式会社
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