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HotTopic6: ERDAS IMAGINEで風景写真をモザイク

印刷については、PDFファイル(4.6MB)をご利用下さい。

少しずつ位置をずらして撮影した風景写真や記念写真をモザイクしたい場合は結構あります。このような場合にERDAS IMAGINE(またはLPS Core)の幾何補正機能とモザイク機能を使用すると非常に高品質のモザイク画像を作成することができます。
ここでは以下のようなデジタルカメラで撮影した3枚の写真をモザイクしてみました。写真を撮る際の注意としては、少なくとも3分の1程度はオーバーラップさせることと、位置の基準となるものが均等に写りこんでいることです。

写真のファイル名は左からp1010072.jpgp1010073.jpgp1010074.jpgです。真中の画像p1010073.jpgを参照画像として、両サイドの画像をそれぞれ幾何補正します。


手順

1. p1010072.jpg、p1010073.jpgをそれぞれ別々のビューアに表示し、p1010072.jpgのビューアからRaster|Geometric Correction…を選択します。

 
2.

Set Geometric ModelでPolynomialを選択し、OKを押します。

 
3. Polynomial Model Propertyダイアログで変換式の次数を指定します。この場合は、両側の画像はかなり歪んでいるため「2」を選択します。変更を適用(Apply)し、ダイアログを閉じます。


 
4. 続いてGCP Tool Reference SetupでExisting Viewerを選択し、OKボタンを押します。


 
5. 以下のようなメッセージが現れますので、参照画像とするp1010073.jpgが表示されているビューア上で左クリックします。


 
6. Reference Map InformationダイアログでOKボタンを押すとGCPツールが起動します。

 
7. GCPツールで両方のビューア上で共通して見えるものを探して、GCPとして取得します。今回使用している変換モデルは2次式ですので最低7個のGCPが必要です。


 
8. GCPを取得し終えたら、Calibrate Imageボタンを押してp1010072.jpgをキャリブレートします。


 
9. 同様の操作をp1010074.jpgに対しても行います。このときも真ん中の画像を参照にします。

 
10. 3枚の画像を重ねあわせ表示するとこのように重なります。(注:真ん中のp1010073.jpgを最初に表示します。)


 
11. Raster|Mosaic…からモザイクツールを立ち上げ、モザイクします。今回使用したのは以下のような設定です。

 
  (ア) Input Mode  
    1) Use Histogram Matching:ON
2) Matching Method:Overlap Areas
これは、オーバーラップ領域のヒストグラムを基準として濃度調整を行う設定です。隣り合う画像間の色調の違いを調節します。

 
  (イ) Intersection Mode  
    1) Weighted Cutline Generation使用
2) Set Overlap Function:Feathering by Distance (50)
自動的にカットラインを発生させ、その線から50ピクセルの範囲でフェザリング処理をします。これにより境界線はほとんど見えなくなります。

 
12. 結果は下のようになりました。  
   
 

 

 
 
以上
 
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