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2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震は典型的なプレート境界型の巨大地震でした。プレート境界は深い海溝になっており、これが震源とされています。このような海洋底の地形を把握するために、米国NOAAが公開している全地球を2分メッシュでカバーする海洋底地形データETOPO2を利用することができます。ここでは、このデータをERDAS IMAGINEで使用するための手順を紹介します。インターネットでは、ETOPO2以外にも様々なラスター形式のGISデータが得られますが、そのようなデータもこれとほぼ同じ手順で利用可能です。 ETOPO2は、NOAAのNational Geophysical Data Centerのサイト(http://www.ngdc.noaa.gov/mgg/image/2minrelief.html)からダウンロードすることができます。このページの地図の下の「download raw data」というリンクから「etopo2.raw.bin」と「readme.txt」をダウンロードします。なお、当データのデータソースや利用上の注意に関しては、同ページをお読み下さい。
Raw 2-minute grids in: つまり、 ETOPO2.raw.binは、 データ型: Signed 16bit(big-endian) であることが分かります。地図座標についても、ウェブサイトの記述から、「緯度経度」であることが読み取れます。測地系については記述がありませんが、このような米国で作成されるグローバルなデータでは、十中八九「WGS84」と思って間違いないでしょう。バーティカルデータムも特に記述がありませんので、「標高」と考えられます。 2.Generic Binaryインポーターによるインポート
2) Generic Binaryインポーターが現れます。1.で確認したパラメータを以下のようにセットし、OKボタンを押します。16ビット以上のデータはバイトオーダーに注意する必要がありますが、このデータの場合は、big-endianなので、Swap Bytesを有効にします。どちらか分からない場合はPreviewで確認して下さい。
3.地図座標の定義
1) Image Info(ビューアの[i]アイコン)を起動し、Edit|Change Map Model...から以下のように設定します。Pixel Sizeの部分は「0(スペース)2」と入力してEnterキーを押せば、自動的に十進法に変換されます。
2)同じくImage InfoのEdit|Add/Change Projection...から以下のように設定します。
3) 同じくImage InfoのEdit|Add/Change Elevation Info...から以下のように設定します。この設定は、「ETOPO2の高さデータは、標高である」というバーティカルデータム定義になります。
以上の設定で、Image Infoは以下のような状態になり、GISデータとして完全な形となります。 4.グラデーションの色付け
2) Raster|Attributes...で属性テーブルを開き、ロウタイトル部(テーブルのRow行)で右クリック→Criteria...
3) Edit|Colors...でグラデーションの設定をします。Start Colorに暗いBlue、End Colorに薄いCyan(水色)を設定し、Hue VariationをMinimalにすると、海洋底らしくなります。なお、暗いブルーや薄いシアンは、Other...で現れるColor ChooserのStandardタブで青やシアンを選択してから、Customタブで縦のスライダーを上下にずらすことで作成することができます。
4) 2)と同様に、ロウタイトル部で右クリック→Invert Selectionにより、選択範囲を反転します。 5) 3)と同様に、Edit|Colors...でグラデーションの設定をします。Start ColorにGreen、End ColorにBrownを設定し、Slice TypeをBy Equal Area、Hue VariationをMinimalにすると、陸地らしくなります。
6) 色づけが終わったら、属性テーブルを保存します。 5.以上で色付きの海底地形図の完成です。
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