技術資料
UTMとはユニバーサル横メルカトル図法(Universal Transverse Mercator Projection)の
頭文字です。西経180度の子午線から、全世界を経度6度ごとのゾーンに分けて東回りに番号をつけ
て規格化されています。座標原点はそれぞれの中央子午線上の緯度0度の地点に取り、座標値は
メートル単位になります。
ゾーン番号31以上の地域(東半球)では、ゾーン番号Zと中央子午線の経度λ(東経)は
次の式で関係づけられます。
λ=(Z - 31)* 6 + 3
日本付近には以下のゾーンが該当します。
ゾーン番号 中央子午線(東経、度) 範囲(東経、度)
第51帯 123 120 - 126
第52帯 129 126 - 132
第53帯 135 132 - 138
第54帯 141 138 - 144
第55帯 147 144 - 150
第56帯 153 150 - 156
UTM座標では、中央子午線より西側のX座標値(注)が負になりますので、一般に「False Easting」と
いう考え方を導入して座標値のX値に500000(500km)を加え、全範囲でXの値が正になるように操作
することがあります。
(注)ここでは地図表示をした場合の右(東)方向にX軸の正方向を、上(北)方向にY軸の
正方向を取って説明していますが、地図学の参考書では北をX軸の正方向に取っている場合も
あります。文献を参照されるときは、どちらの記法が使われているかご注意ください。