Warp Environment
拡張機能ダイアログ表示名 : Warp Environment Sample

file : warp.avx

作成日 平成13年9月1日


説明:

Gridデータセットをジオ・リファレンス /幾何補正するために、 Spatial Analyst ユーザ・インタフェースを拡張します。
このエクステンションをロードすると、ビューの GUI にメニューボタン2つのツールが追加されます。

★「 Warp 」メニュー

Set From View
ジオ・リファレンスされていない、 Gridデータセットを表示しているビューを指定します。

Set To View
ジオ・リファレンスされたデータを表示するビューを指定します。

Set Link Table
リンクテーブルをセットします。このテーブルは、「 From View」と、「 To View 」 の対応するポイントの座標値を格納しており、warp計算で使われます。

妥当なリンクテーブルが、カレント・プロジェクトの中にあれば、このメニュー・アイテムは使用可能である。妥当なテーブルとは、次の5つの数値フィールド:Link, From_X, From_Y, To_X, and To_Yを持っているテーブルである。

Create Link Table
warp 計算で使われる、テーブルを作成し、リンクテーブルにします。

ポイントの対応関係はここで作成され、そしてこのテーブルに記録される。

Type-in From Link
「 From View 」から、リンクテーブルにリンク座標を手作業で入力します。

「 From View 」がアクティブ、リンクテーブルがセットされ、リンクテーブルに”from”と"to"の両方が指定されているとき、このメニュー・アイテムは使用可能である。

Type-in To Link
「 To View 」から、リンクテーブルにリンク座標を手作業で入力します。

「 To View 」 がアクティブ、リンクテーブルがセットされている、リンクテーブルに"to"が指定されていないとき、このメニュー・アイテムは使用可能である。

Calculate Fit
実際にグリッドの幾何補正(変換)を行う前に、カレントのリンクテーブルのリンクとアクティブなGrid をベースに、多項式の適合度をユーザが評価できるように統計値を計算します。

結果として、 X とY両方に全体の RMS エラー値と Chi-Squareの値をメッセージボックスで表示します。

また、 2つのテーブルが作成されます。Coefficients テーブルには、Coef # 、X Coef とY Coefがあり、各レコードは変換多項式の係数に対応します。

「 Errors Table 」には「 Link-id 」,「 Input X 」,「 Input Y 」,「 Output X 」,「 Output Y 」,「 X Error 」, 「 Y Error 」があります。 各レコードはリンクに対応しています。 レコードにはそれぞれ、 リンクがはられています。

「 From View 」がアクティブ、Gridテーマ がアクティブ、リンクテーブルがセットされている、リンクテーブルに”from”と"to"の両方が指定されているとき、このメニュー選択は使用可能である。

Warp
warp 計算をします。多項式オーダー入力をします(1 − 12)。そして次のダイアログでは resampling 方法のタイプを選択します。

・「Nearest Neighbor」
・「Bilinear」
・「Cubic Convolution」

結果として、幾何補正された Gridテーマが「 To View 」に追加されます。

「 From View 」がアクティブ、Grid テーマ がアクティブ、リンクテーブルがセットされている、リンクテーブルに”from”と"to"の両方が指定されているとき、このメニュー・アイテムは使用可能である。

★ 「 Delete Links button 」ボタン
既存のリンクを削除します。

リンクテーブルがセットされている、1つ以上のリンクをもつ、かつ、リンクテーブルに”from”と"to"の両方が指定されているときこのボタンは使用可能である。

★「 From Link tool 」ツール

視覚的に「 From View ( ジオ・リファレンスされていないデータ)」にポイントを打ちます。

「 From View 」がアクティブ、リンクテーブルがセットされている、リンクテーブルに”from”と"to"の両方が指定されているとき、このツールは使用可能である。

★ 「 To Link tool 」ツール
視覚的に「 To View ( ジオ・リファレンスされているデータ)」にポイントを打ちます。

「 To View 」がアクティブ、リンクテーブルがセットされている、リンクテーブルに"to"が指定されていないとき、このツールは使用可能である。

 


使用方法:

1. ArcViewがエクステンションを認識するフォルダに( warp.avx )をコピーします。詳細はオンラインヘルプで環境変数 「 AVEXT 」 あるいは 「 USEREXT 」 を参照してください。

2. ArcView を起動して、「 warp Environment 」エクステンションをロードします。

3.新しいビューを開いて、 「warp」 メニューの 「Set From View」 を選択し、「From View」 を指定します。 このビューにジオ・リファレンスされていない、 Gridデータセットを追加して、描画します。

4.もう1つの新しいビューを開いて、「warp」 メニューの「 Set To View」 を選択し、「To View」 を指定します。 このビューにジオ・リファレンスされたデータセット追加し、描画します。

5.「 warp 」メニューの 「 Create Link Table 」を選択して、リンクテーブルを作成します。リンクテーブルのファイル名を指定します。 もし、以前にリンクテーブルを作っているなら、プロジェクトにそのテーブルを加えて、それを指定する「 Set Link Table 」を選択すれば、そのテーブルを、リンクテーブルとして利用することができます。

6.「 From View 」と「 To View 」両方とも見ることができるようにビューを配置します。それぞれのデータの対応する場所を特定します。※時間の経過によって変化する場所は不適です。 (道路交差点や建物は良い場所ですが、、湖の境界線は不適です。)

7.「 From View 」をアクティブにして、「 From Link 」ツールを選択します。 ステップ6で表示している場所を1つクリックします。 これはリンクテーブルの、"from"に座標値をセットします。(「 warp 」メニューの「 Type-in From Link 」で手作業で入力することもできます。)

8.自動的に、「 To View 」と「 To Link 」ツールはアクティブになります。「 To View 」において、ステップ7で指定した場所に対応する場所を指定します。これはリンクテーブルの、"to"に座標値をセットします。ジオ・リファレンスされたデータが利用可能ではないとき、他の手段(ハード・コピーの地図、GPSに基づくデータなど )によってアクセスされるときは、「 warp 」メニューの、 「 Type-in From Link 」で手作業で入力することができます。

9. Step7と8を、何回か繰り返します。(少なくとも3つのリンクが必要。より多くのリンクがいっそう正確な結果をもたらします。)なるべく、広範囲でリンクしてください。 こうすれは Gridデータのエリアによる偏りが少なくなります。 不適なリンクを削除するときは、「 Delete Links 」ボタンを使います。

10.リンクを指定したら、「 From View 」をアクティブにして、「 Calculate Fit 」を選択します。(Gridを幾何補正するときの多項式変換について適合度の良好をテストします。) 多項式オーダーを選択して、そして OK をクリックします。 RMS エラー合計値と、 Chi-Square値を、「Fit Statistics」メッセージボックスで確認します。そして、出力された「 Coefficients Table 」と「 Errors Table 」を調べます。 これらの値に関しての詳細は、 オンラインヘルプで CalcPolynomialFit リクエストを参照してください。 必要ならば、リンクを削除し、再指定して、そして再計算します。

11.「 From View 」をアクティブにして、「 warp 」メニューの 「 warp 」を選択します。 多項式オーダーを選択して、「 resampling method 」では、「 Nearest Neighbor 」, 「 Bilinear 」,「 Cubic Convolution」から手法を選択します。

12.「Warp of (Gridテーマ名) 」と命名されて、「 To View 」に幾何補正された Gridテーマが描画されます。

13.「 To View 」で新しいGridテーマを確認します。

14必要であれば、選択をしなおしたり、リンクを追加したり、リンクテーブルからリンクを削除して、再び warp 計算を行ないます。

 


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