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海洋河川
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六角川流域の浸水特性と治水対策に関する基礎的検討

本ページは、佐賀大学 理工学部都市工学科 大串浩一郎様の土木学会河川技術論文集(第9巻2003年6月)において発表された「六角川流域の浸水特性と治水対策に関する基礎的検討」の一部を紹介させて頂いています。

本ページは、測量分野でも紹介されています。

九州西北部白石平野を流れる六角川流域では、社会体制の変化や水管理体制の変更に伴い、治水遺構が姿を消しつつありますが、その一方で、伝統的治水工法を現代の治水に生かす考え方も出始めています。ここでは、特に遊水地に注目し、(1)近年の耕地整理などの影響を受ける以前の昭和23年(1948年)(2)最近の平成14年(2002年)の様子を再現、浸水シミュレーションを行い、遊水地に関する考察を行っています。

使用したデータは、以下の通りです。

(1)昭和23年撮影の航空写真 (38枚)
(2)昭和22年発行の25000分の1地形図
(3)平成14年撮影の航空写真(32枚)
(4)平成12年発行の25000分の1 地形図

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標高データの抽出、オルソ画像の作成には、IMAGIME Ortho BASE Pro、モザイクにはERDAS IMAGINE 8.5、三次元空間再現、浸水シミュレーションには、Virtual GISが使用されています。

低平地での2次元氾濫数値シミュレーションを行うには、既存の数値地図25000の50mメッシュ標高では精度が用件を満たしません。それに対して、航空写真から作成するDEMは、レーザープロファイラのようにコストをかけずに作成できるという利点を持ちます。

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下図では、昭和23年は当時遊水地として機能していた場所の予想、平成14年は河川氾濫時における初期浸水域の予測を行っています。図は、昭和23年当時の六角川と武雄川が合流する地点で特に地盤が低くなり浸水が起きているのがわかります。現在はこの付近の河川改修がかなり進み、これよりも上流側が逆に地盤が低くなっています。

昭和23年
平成14年
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このように伝統的治水工法である遊水地の昔の姿と、その考え方を現在に活かした形が表現された後に、研究論文では内水・外水の解析が進められています。

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