GISはどこか取っつきにくさがある。それはある程度勉強しないと使えないことも理由の1つと思う。
私が初めてGISを使った(使わされた?)10年前はぶっつけ本番で慣れるしかない状態に近かったが、最近は効率的に勉強できる環境が整いつつあると思う。今回は、最近GISの勉強をし始めた人達に聞いてみて、良いと思った勉強法をいくつかご紹介したい。
多くの人から聞くのが、「GISは使い始めが一番ハードルが高かった。」ということだ。それは知識ゼロの状態では全く操作できず、起動してとりあえずやってみようの”直感的操作”があまりできないことに理由があるように思う。最近では学校の授業や研究でGISを経験した人が次第に増えており、とっかかりの抵抗感が少ない人もいると思うが、全く最初から始める方は以下のような方法はいかがだろうか。
(1)GISに似たソフトを使ってみる
最近増えている地図表示ソフトは操作が簡単で、なおかつGISに似たところがあるので触れてみるだけで心理的な抵抗感は低くなる。
・オンライン地図サイトリンク集
(2)ネットで情報収集してみる
GISについての初学者向けの情報はESRIジャパンのサイトにあるGISを始めよう!がよくまとまっておりお奨めできる。ArcGIS関係ではこの他に、東京大学の高橋先生が公開しているてくてくGISが有名。
(3)催しに出かけてみる
とっかかりにくさを短時間に解消できるのは、GISの基本的な部分の話を人から直接聞くことである。学生ならGISの授業・演習を受けられるが、社会人であればセミナーへ参加されてみてはいかがだろうか。近日であれば、来年1月に東京国際フォーラムで開催される第4回GISコミュニティフォーラムがある。様々な無料セミナーが予定されており、ここでは初心者向けとして次のものをお奨めしたい。
プレカンファレンス・セミナー 2008年1月16日(水)
・「ArcGIS Desktop」
(13:00-17:30 G502会場)
テクニカルワークショップ 2008年1月18日(金)
・GIS(ジー・アイ・エス)とは
(10:00-10:30 G502会場)
・ArcView・ArcEditor・ArcInfo概要
(11:20-11:50 G502会場)
・ArcGISで利用可能なデータ
(15:00 -15:30 G505会場)
残念ながらこれらに参加できない人は、ESRIジャパンで開催している様々な無料セミナーや講習会(有料)、または、出展イベントに参加されてはいかがだろうか。スケジュールと内容はESRIジャパンWebサイトの以下のページから確認できる。
・セミナー・イベントスケジュール
・講習会スケジュール
(4)本を読む
初学者のための良い教科書がいくつか出ているが、ArcGISの入門では以下の本がお奨めできる。
・図解! ArcGIS 身近な事例で学ぼう(古今書院)
・図解! ArcGIS Part2 GIS実践に向けてのステップアップ(古今書院)
(5)人に質問してみる
知人にGISをよく分かる人がいる方は幸運である。色々聞いてみてはいかがだろうか(迷惑がられない範囲で)。心当たりがおられない場合はネット上の掲示板で質問してみてはいかがだろう。ESRIジャパンのディスカッションフォーラムや、ミクシイにもGISのコミュニティがいくつかある。
(6)最後に マニュアルとヘルプファイルとサポート窓口
マニュアルとヘルプファイルには残念ながら(?)必要なことは書いてある。
でも読みたくないとか、見つけられないとか、時間がないとか、読んでも分からないとか、とっかかりとしては厳しいかも知れない。ESRI製品ユーザには、ESRIジャパンの技術サポートが操作方法を教えてくれる。(有償)
うまくそれぞれの方法の利点を生かして、効率よく最初のGISのハードルを跳び越えていただくことを願いたい。
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