Google
トップページ 製品情報 サポート お問合せ&ご購入 GIS適用分野&事例 GISコミュニティ 会社概要
バックナンバー

環境と経済とGIS

掲載日:2007年3月20日

正直なところ環境と経済はさして関係ないと最初は思っていた。

私は日経新聞で環境関係の記事のクリッピングサービスをここ5年間利用している。何故日経新聞なのかというと、日経新聞の宣伝をする訳ではないが、一番環境関係の記事が掲載されていたからだ。

その段階で関係があることにすぐ気付けよと自分につっこみを入れるべきなのだが、配信される記事の量がここ1年で尋常な量ではなくなり、通勤電車でクリップされた記事を読み終わる前に事務所に着く日が次第に増えるに至って、ようやく環境問題は経済問題なのだということを体感した。

「経済活動は環境に依存して成立し、経済活動は環境に影響を及ぼす。」というひどく当たり前なことを今では誰もが気づいている。

昔は「環境は儲からない、環境で飯は食えない。」と先輩や上司に言われたものだった。しかし今では環境で儲けようと思うなら、SRIに投資するればよい。日本ではエコファンドという名前で売っている。ここの解説記事は古いのであまり儲からなさそうなことが書いてあるのだが、ここをみるとずっと日経平均を上回っている。これらの投資はSRI(社会的責任投資)の一種であり、海外に投資できる人であれば水資源、健康、持続的な利用可能エネルギーなど様々な種類の「エコな」ファンドに投資できる。

ようやくGISの話になる。もはや言うまでもなくGISは環境変化の把握やその評価と予測、いずれにも有効な手段である。そのためGISは環境側面からみた経済の把握、評価、予測に有効な手段といえるだろう。

またGISはその作り出す地図を通して、経済活動の理解を促す効果が絶大である。特にこの一年は、経済活動による環境へのインパクトを表現したGISを使った地図により、人々の意識を変える場面が今までになく多かったと思う。そして環境についての意識の変化が「エコな」商品やサービスのニーズを拡大させた部分も大きかった。そうした意味では環境分野でのGISの区切りの時期なのかもしれない。

例えば今の小学生はこのようなGISのTV番組を見て勉強している。友人の薦めで再放送で初めて見た。その内容の濃さとGISの効用に大変驚かされた。ちなみにナビゲータのお姉さんも大変に美しい。また前回のコラムで若干触れた「不都合な真実」の映画やその書籍と同様かそれ以上に広範に環境と経済を番組テーマとして取り上げている。また、番組中ではGISとリモートセンシングを駆使して作成した沢山の地図が登場する。非常に良質な教養コンテンツだ。(小生は植物の活動アニメが気に入った)

地図が人の心を動かし、地球の危機的な状況を変える力となり、エコな経済活動が進み、いつか「昔は、新聞に環境の記事がたくさん載っていて、環境のGISで商売できたんだよ」と特に言える日が来ると良いのだが・・・。

(コラムを書くにあたって参考にした情報源)

環境関連の記事が多い新聞
日経デスクトップ ニュース&クリッピング http://home.ndesktop.jp/nikkeinet/
  日経新聞の記事を検索、配信可能

エコファンド関係会社
日興アセットマネジメント http://www.nikkoam.com/about/products.html
  国内初のSRI(社会的責任投資)ファンドである日興エコファンドを開発
SAM サステイナブル・アセット・マネージメント http://www.sam-group.com/htmle/main.cfm
  日本ではまだ扱っていないエコなテーマのファンドやインデックスを開発

コラムで触れた環境を扱ったTV番組・書籍
日本放送協会 
   地球データマップ(再放送中) http://www.nhk.or.jp/datamap/top.html
   NHKスペシャル データマップ63億人の地図(放送終了) http://gis.coe21.sfc.keio.ac.jp/
UNITED INTERNATIONAL PICTURES FAR EAST(UIP映画) 
   映画 不都合な真実 http://www.futsugou.jp/
株式会社ランダムハウス講談社 書籍 不都合な真実 http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/futsugo/top.html


コラムバックナンバー
サイトマップ ポリシー プライバシーポリシー 米国ESRIサイト 米国ERDASサイト
Copyright (c) ESRI JAPAN. All rights reserved.