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ArcGISは凡例の色を簡単に変えることができる。大気中の汚染物質の濃度などを表示させる場合には「白−赤」といった凡例を割り当てれば真っ赤な地域は濃度が高く危険だと直感的に伝えられる。
ArcGISには色々な凡例パターンが用意されており、大変便利なのだがその中にしばらくよく分からなかった凡例があった。それは「水色-黄色-緑-茶色-白」というものだ(例:右図)。米国ESRIが出版しているESRI MAP BOOKを見ると、その凡例はDEM(標高)を表示させる際に用いていることが分かった。実際に試してみるとなるほど確かに標高がそれらしくきれいに表示できる。
ところが何故その凡例をESRIがArcGISに組み込んでいるのか理由が分かる機会があった。ESRIの本社があるカリフォルニア州レッドランズに行くことがあり、最寄りの空港に着いたとき周りの高い山々を見ると正にあの標高凡例の通りの色の風景であった(右写真)。
「地図は嘘つきである」(マーク モンニア著:晶文社)には「色を意図的にあるいは無自覚につかうことで描き出す対象や計画が魅力的になったり、だいなしになったりする。」とある。手軽に凡例色を指定できるGISソフトで安易に凡例の選択をしていなかったか反省した次第。日本の風景に合った標高凡例は、果してどういった色遣いが良いのか?当分は国内の段彩図でよく用いられる「水色-黄緑-黄色-茶色」の色遣い(例:右図)をArcGISにカスタム設定して使うこととした。(方法はこちらを参照されたい)
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