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ArcPad一般
- ArcPadはどのような製品ですか?
- ArcPadはWindows Mobile上で動作が可能なスタンドアロンGISアプリケーションです。PDA等の携帯用PC端末で現地調査やデータ収集などを行うことが可能です。ESRI製品全体での位置付けとしては、フィールド上のデータの収集、整備を行う役割を担います。
またArcPadにはGPS等の測量機器との連携を行う機能も備わっております。シェープファイルのベクトルデータやJPEG、MrSID、BMP等のイメージファイルを屋外へ持ち運び、GPS等の測量機器と合わせてリアルタイムなモバイルGISソリューションを提供します。
ArcPadの開発用アプリケーションである「ArcPad Studio」により、業務に特化した様々なカスタマイズも可能です。
- ArcPadの簡単な開始方法はありますか?
- ArcPadでは、背景図さえあれば入力データの作成を行うことができます。
クイックプロジェクト ツールを使用すると、すぐに利用可能なデータ取得プロジェクトを作成することができ、
既存のデータの有無に関係なく、新しいシェープファイルへ簡単にデータの取得を行うことができます。
わずか数回のステップで、ArcPadマップ、シェープファイル(ポイント、ポリライン、ポリゴン)をカスタム入力フォームと共に自動的に作成することができます。
- ArcPadの起動時間を早くすることはできますか?
- モバイル端末のメモリの容量が少ない場合、起動に時間がかかってしまう可能性があります。
改善する方法の1つとして、使用していないArcPadのエクステンション機能を無効にすることがあります。
[高度な設定] ダイアログボックス > [エクステンション] タブから、使用しないエクステンションのチェックボックスをオフにします。
次回ArcPadを起動するとき、これらのエクステンションは読み込まれないため、起動時間を短縮することができます。
起動時にすべてのエクステンションを読み込むように戻すには、上記ダイアログでチェックボックスをオンにするか、ExtensionPrefs.apxファイル(My Documents\My ArcPadフォルダ内)を一旦削除します。
新しいデフォルトのファイルは、次回ArcPadが開始されると同時に作成されます。
- ArcPadを使用するのに、ワイヤレス接続は必要ですか?
- ArcPadは、モバイル コンピュータで使用するためのソフトウェアです。
あらかじめ、モバイル デバイスの内部メモリやリムーバブル記憶装置にデータを保存および格納することができるため、
ネットワーク接続を介してデータを取得するといった作業は必須ではありません。
従って、ワイヤレス接続も必須ではありません。
ArcGIS Onlineの使用やArcGIS Serverとデータの同期をとる場合には、ネットワーク接続が必要になります。
- ArcPad用に作成したカスタム アプリケーションを使用するには、どのようなライセンスが必要ですか?
- カスタマイズしたファイル(アプレット、エクステンション、デフォルト コンフィグレーション、レイヤ定義ファイル)は、通常のArcPadライセンスで展開することが可能です。
特別なArcPad ランタイムは必要ありません。
カスタマイズしたファイルを、エンド ユーザのデバイス上の適切なフォルダにコピーするだけで使用可能です。
- ArcPad起動時に、「Microsoft SQL Server Compact Edition の初期化エラー 80040154 機能制限の状態でArcPadは起動します。」というメッセージが表示されます。
- PDAにMicrosoft SQL Server Compact Edition がインストールされていないため、その様なメッセージが表示されます。以下のいずれかを行うとメッセージが表示されなくなります。
- AXF ファイルを使用しない場合
ArcPadの [メイン] ツールバー > [オプション] > [一般] タブを選択し、[起動時にSQLエンジンの確認] のチェックを外します。
- AXF ファイルを使用する場合
[ArcPad Deployment Manager] を使用し、PDAにSQL Server Compact Edition をインストールしてください。
- ArcPad 8.0 をインストール後、ArcPad Studio、ArcPad Deployment Manager、Datum Configuration Toolの起動ができず、エラーメッセージが表示されます。
- ArcPad Studio、ArcPad Deployment Manager、Datum Configuration Toolの起動が行えない原因として、Microsoft ActiveSync* (Windows XPの場合) またはWindows Mobile デバイス センター* (Windows Vistaの場合) がインストールされていないことが考えられます。
*デスクトップPCとWindows Mobile デバイスの同期をとるためのソフトウェアです。
Microsoft ActiveSyncまたはWindows Mobile デバイス センターをインストールすると、<OSのインストール ドライブ>:\Windows\system32 フォルダに、CEUTIL.dllとRAPI.dllがインストールされます。
Microsoft ActiveSyncまたはWindows Mobile デバイス センターをインストールし、ArcPad Studio、ArcPad Deployment Manager、Datum Configuration Tooの起動を行ってください。
機能とツール
- 各ツールの機能紹介はありますか?
- クイック リファレンス ガイドには、各ツールのアイコン、名前、簡単な機能説明があります。
ArcPadの [メイン] ツールバー > [ヘルプ] ツールの下にある矢印をタップし、[ヘルプ] > [クイック リファレンス ヘルプ] をタップするとクイック リファレンスを開くことができます。
デスクトップPC上ではPDFファイル、Windows Mobile デバイス上ではHTMファイルで表示されます。
- ツールのアイコン等のボタン サイズの変更はどこで設定できますか?
- ArcPadの [メイン] ツールバーの右端にある矢印をタップし [クイック アクセス メニュー] を開きます。[ツールバー設定] を選択し、[ツールバー] ページにある [ボタン サイズ] の左右矢印ボタンを使って、ボタン サイズの変更を行うことができます。
- 追加したはずのデータがArcPadに読み込まれません。
- モバイル デバイスのメモリの空き容量が少ない、またはメモリ容量に対してデータが大きすぎる事が原因である場合があります。
このため、メモリ量の調整を行ってください。
ArcPadで使用可能な残りのメモリ量を示すインジケータは、ステータス バー右端(ZやVなど)をダブル タップして表示することができます。
- ArcPadには、現在地から指定した目的地までのナビゲーション機能はありますか?
- ArcPadには、現在地から目的地までの距離と方位を表示する簡易ナビというツールがあります。テーブルでの表示とGPS ポジション ウィンドウでの表示の2種類があります。
- テーブル表示
[検索] ツールを使用して任意の条件である場所を検索し、[結果] タブの中の結果テーブルに検索結果(目的地)までの距離と方位が表示されます。
- GPS ポジション ウィンドウ表示
[検索] ツールによる検索結果から目的地とするフィーチャを1つ選択、もしくは [個別属性表示] ツールのプルダウン メニューから [移動] ツールを選択し、目的地として設定したい地点を地図上でクリックします。
次に、[GPS ポジション ウィンドウ] をクリックして開き、GPAの位置をウィンドウに表示させます。ウィンドウ上のDSTが目的地までの距離、BRGが北を0とした場合の現在地からの方角になります。
ウィンドウ上を2回タップすると、コンパス上に目的地の方向(赤ポイントとライン)を示します。
データ作成と管理
- ArcPad AXFファイルとはどのようなデータですか?
- AXF(ArcPad Exchange Format)ファイルは、Microsoft SQL Server Compact Editionのリレーショナル データベースです。
ArcToolboxのArcPad Tools、またはArcPad Data Managerのいずれかのツールにより作成することができます。
使用するには、デバイスにMicrosoft SQL Server Compact Editionランタイムがインストールされている必要があり、ArcPad Deployment Managerから行うことができます。
AXFファイルを使用する利点は複数あります。
- 複数のフィーチャクラスやフィーチャ テーブル、複数のフィーチャレイヤ、それらのリレーションシップ テーブル、カスタマイズ、投影情報などを1つのAXFファイルに含むことができます。
- AXFファイルを使用することでデータ容量を軽減することができるため、モバイル デバイスのメモリも軽減可能です。
- フィーチャの編集時に空間および属性インデックスをオンザフライにより維持することができるため、編集のパフォーマンスがシェープファイルよりも優れています(シェープファイルでは編集時に、空間と属性のインデックスを一旦削除し、編集終了時に再び構築します)。
- パスワードを設定することができるため、データへの不要な編集や情報の流出を防ぐことができます。
- 屋外へ持ち出すデータはどのように準備しますか?
- ArcPadで利用するデータの準備方法は複数あります。
- 所有しているシェープファイルやラスタ データを、SDカードから直接Windows Mobileデバイスに読み込んだり、デスクトップPCからActiveSyncを使用してデータの転送を行います。
- ArcMapから調査区域のデータを切り出し、デスクトップPCからWindows Mobileデバイスへデータの転送をします。
- ArcGIS Serverに公開したArcPadサービスを、インターネットを介してWindows Mobileデバイスにデータを読み込みます。
- ArcPadでラスタ データの表示が行えません。
- ArcPadへラスタ データが表示されない原因については、以下の可能性があります。
- ラスタ データのフォーマットがArcPadのサポートしていないフォーマットである場合
ArcPadでサポートしていないラスタ データ フォーマットのデータは、ArcMapのツール(テーブル オブ コンテンツでラスタレイヤを右クリック、データのエクスポートなど)、またその他の画像形式変換ツールなどを使用してサポートされるフォーマットに変換してからご使用ください。
※ArcMapに用意されるArcPadツールを使用してArcMap上のラスタ データをエクスポートすると、自動的にMrSIDとよばれるラスタ データの圧縮フォーマットに変換されます。
- 同時に表示されている他のレイヤと投影法が異なる
現在のArcPadにはArcMapに装備されているレイヤの「リアルタイム投影変換機能」はありません。
従って、異なった地理座標系や投影法を持つ複数のレイヤをArcPadのマップ上に同時に表示することはできません。
つまり、事前に各レイヤの投影法(地理座標系の場合はその座標系)を統一しておく必要があります。
この処理を行うにはArcMap上でデータ フレームに変換先の投影を設定し、その投影と異なった投影を持つレイヤだけをArcMapのエクスポート機能から変換するか、もしくはArcToolbox内の投影変換と座標変換ツールセットを利用して変換します。
GPSやその他機器
- ArcPadを使用するにあたってGPSは必須ですか?
- ArcPad上でGPSは、現在位置の把握や目的地までナビゲーション、またGPSデータを利用したフィーチャの作成等に利用することができますが、このようなGPSの機能を必要としないのであれば、ArcPadにGPSは必須ではありません。
- GPSとはどのように連携しますか?
- ArcPadには専用のGPSというものは用意されておりません。
市販されているもので以下のようなGPSプロトコルをサポートしているGPSを購入していただき、Windows Mobileデバイスと連接の上ご使用ください。
- NMEA0183
- TSIP
- Earthmate
- Rockwell PLGR GPS binary protocol
- SiRF
まず、連接されたGPSの衛星情報はArcPadへ送られ、ArcPadのGPS用ダイアログ ボックス中に捕捉された衛星の情報が表示されます。
いったん連携が行われると自身の現在位置情報がマップ上へ表示され、アイコンにより進行方向が分かります。
さらにこの状態でレイヤを編集開始すると、そのデータの入力値としてGPSの位置情報をそのまま使用することが可能となります。
- ArcPadでは、どのレンジファインダーをサポートしますか?
- ArcPadは、特定のレンジファインダをサポートするのではなく、レンジファインダー プロトコルをサポートします。
サポートするプロトコルは以下になります。
- Laser Atlanta LA1KA (original)
- Laser Atlanta LA1KD (extended)
- Laser Atlanta LA1KC (CMT, Corvallis MicroTechnology)
- LaserCraft Contour PLCI
- Laser Technology Criterion 400 format (PLTIT)
- Leica DISTO interface protocol
- Leica Vector/Laser Locator data transfer format
- Measurement Devices Ltd. PMDLA
- カメラ付き PDA スマートフォン等で、ツールメニューからカメラを起動しようとしても起動しません。
- [メイン] ツールバー > [オプション] > [カメラ] タブの [デフォルトの画像パス] で設定されているフォルダが、実存するフォルダかどうか確認してください(デフォルトでは [My Pictures] フォルダになっています)。[My Pictures] ではなく、[マイピクチャ] になっている場合は、[マイピクチャ] フォルダにパスを設定し直し、再度カメラを起動してください。
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