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ArcView 8.3
製品詳細
iconArcGIS Server コンポーネント
  iconArcSDE
  iconGISサーバ 
  iconWeb ADF(Application Developer Framework)
  iconMobile ADF(Application Developer Framework)
iconArcGIS Serverアプリケーションの作成フロー
icon高度な処理を行うアプリケーション例
 
ArcGIS Server コンポーネント

ArcGIS Serverは、複数のマシンに分散可能なコンポーネントで構成される分散システムです。ArcGIS Serverのコンポーネントは以下のように構成されます。ArcGIS Server Workgroupはすべてのコンポーネントを1台のマシンにインストールする必要があります。ArcGIS Server Enterpriseはすべてのコンポーネントを1台のマシンにインストールすることもできますが、複数のマシンに分散してインストールすることができます。
 
  ArcSDE RDBMS上でGISデータを管理します。
  GISサーバ GISサービスを実際に処理します。
  Web ADF GIS Webアプリケーションを構築/実行します。
  Mobile ADF GIS モバイルアプリケーションを構築/実行します。

ArcGIS Server コンポーネント
ArcGIS Server コンポーネント
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GISサーバ

GISサーバで動作するサービスはArcObjectsと呼ばれるArcGIS製品(ArcGIS Desktop、ArcGIS Engine、ArcGIS Server)共通のコンポーネントで構成されています。GISサーバは、様々なGISサービスをホストし、サーバ上でArcObjectsを実行できる環境を提供します。GISサーバは、1台のマシンで稼動するSOM(サーバ・オブジェクト・マネージャ)と、1台以上のマシン(コンテナ・マシン)で稼動するSOC(サーバ・オブジェクト・コンテナ)という2つのコンポーネントで構成されています。
 
 
SOM

1台以上のマシンに分散されたサーバ・オブジェクトを管理すると共に、アプリケーションがLANを経由してGISサーバに接続する場合は、まずSOMに接続することになります。
 
SOC

SOMによって管理されるGISサービスを実際にホストします。コンテナ・マシンは、複数のコンテナ・プロセスをホストし、コンテナ・プロセスには、1つまたは複数のサービスが実行されています。
   
GISサーバ構成
GISサーバ構成
 
GISサーバでは以下のようなGISサービスを公開できます。
 
 
マップ
サービス

ArcMapで作成したマップ・ドキュメント(mxdファイル)から作成する2次元のマップサービス。オプションとしてOGC準拠のWMSサービス、Mobile ADFのためのモバイルデータサービス、Google Earthなどとの連携が可能なKMLサービス、道路ネットワーク解析を行うネットワーク解析サービスを有効化できます。またWebアプリケーションの表示パフォーマンスを劇的に向上させるマップキャッシュを作成することもできます。
 
グローブ
サービス

ArcGlobeで作成したグローブ・ドキュメント(3ddファイル)から作成する3次元のマップサービス。ArcGlobe、ArcGIS Engine、ArcGIS Explorerなどの専用アプリケーションから利用できます。
 
ジオ
プロセシング
サービス

ArcToolboxで作成したツール(tbxファイル)やツールが含まれるマップ・ドキュメントから作成するサービス。モデルビルダーで作成してカスタムツールを含む、データ変換や空間解析などの空間処理をサーバ上で実行できます。
 
ジオデータ
サービス

ジオデータベースから作成するサービス。複数のジオデータベース間の同期(レプリケーション)を行うことができます。
 
※各サービスはWebサービスとして公開できます。
 
ArcGIS Serverのサービス
ArcGIS Serverのサービス
 
マップサービスのオプション機能であるマップキャッシュは、描画するマップを予め縮尺毎にタイル状にイメージファイルを作成する機能です。マップキャッシュを利用すれば、ユーザのリクエスト毎にマップのイメージを作成する必要はないので、描画パフォーマンスが向上し、より見栄えの良いマップをキャッシュとして作成しておくことができます。特に背景マップなど更新頻度の低いマップに有効です。
マップキャッシュの概念図
マップキャッシュの概念図
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Web ADF(Application Developer Framework)

Web ADFは、GISサーバにホストされているサービス(ArcObjects)をリモートで操作し、Webアプリケーション内で利用する手段を.NET開発者に提供します。Web ADFは、Webコントロール、Webテンプレート、Web ADFランタイム、ヘルプ、サンプル・プログラムなどの開発者リソースで構成されています。また、ArcGIS Server 9.2より、Webブラウザ経由でArcGIS Serverの操作・管理ができる、ArcGIS Server Managerが新たに提供されます。
 
  ArcGIS Server Manager ArcGIS Serverの操作・管理を行うためのWebアプリケーションです。管理者はサービスの作成、起動、停止、ウィザードによるWebアプリケーションの作成、ログの取得など、一連の管理作業をWebブラウザ上で簡単に行うことができます。
  ArcGIS Server Manager利用画面
  ArcGIS Server Manager利用画面
     
  Webテンプレート よく使用されるGISの機能があらかじめ組み込まれた状態でWebアプリケーションを作成するためのテンプレートです。ArcGIS Server Managerを使用すれば、プログラミングが開発環境を一切使用せずに、Webテンプレートベースのアプリケーションを作成できます。作成したアプリケーションはVisual Studio 2005を使用してカスタマイズも可能であり、Visual Studio 2005のプロジェクトのテンプレートとしても利用できます。
  Webアプリケーション開発画面
  Webアプリケーション開発画面
   
  Webアプリケーション作成例
  Webアプリケーション作成例
     
  Webコントロール Visual Studio 2005を使用して、WebアプリケーションにWebコントロールをドラッグ&ドロップするだけで、GIS機能を容易に組み込むことができます。20以上のWebコントロールが提供され、すべてのコントロールはAJAX(Asynchronous JavaScript + XML)に対応していますので、開発したアプリケーションの操作性が飛躍的に向上します。主なWebコントロールは以下のようになります。
    マップ ArcMapのデータ・ビューに表示されるマップをWebアプリケーションに組み込みます。複数のマップサービスを重ね合わせて表示することもできます。
    ページ
レイアウト
ArcMapのレイアウト・ビューに表示されるページレイアウトをWebアプリケーションに組み込みます。
    凡例 マップ・コントロールに表示されるマップに含まれるレイヤ情報をリスト表示します。
    ツールバー マップまたはページレイアウト・コントロールに連動するツールを配置することができます。
    ナビゲーション マップ・コントロールに表示されるマップの方位を表示し、クリックした方向にマップが滑らかに移動します。
    ズームレベル マップの縮尺を切り替えます。
    縮尺記号 マップ・コントロールに表示されるマップの縮尺を表示します。
    概観図 マップ・コントロールに表示されるマップの範囲を示します。
    拡大鏡 任意の位置および倍率でマップを拡大表示します。
    マップチップ マップの地物上でマウスをホバーさせたときに属性情報を表示します。
    フローティング
パネル
各種コントロールを内包し、ドラッグ&ドロップでの移動およびウィンドウの開閉が可能なパネルです。
    属性検索
タスク
属性を検索するための一連のタスクを実装します。
    ジオ
プロセシング
タスク
ジオプロセシングサービスを利用すための一連のタスクを実装します。
    編集タスク ジオデータベースの編集を行う一連のタスクを実装します。
       
  ADFランタイム Webコントロール、Webテンプレートを使用して作成したWebアプリケーションやWebサービスを、実際の公開Webサーバなどに配備し実行するために使用するコンポーネントです。
   
 
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Mobile ADF(Application Developer Framework)

Mobile ADFは、ArcGIS Server上でモバイルデータサービス(マップサービスのオプション機能)と連動する軽量なスマートクライアントアプリケーションを開発するためのコンポーネントです。開発したアプリケーションは、.NET Framework 2.0および.NET Compact Framework 2.0上で動作しますので、Windows XPなどのデスクトップOSだけでなく、Windows Mobile端末などPDAやスマートフォンに対応します。
 
  モバイル
コントロール
Visual Studio 2005のWindowsアプリケーションおよびスマートデバイス開発のプロジェクトで利用可能なモバイルコントロールが提供され、モバイルアプリケーションを迅速に構築できます。マップのナビゲーション、スケッチ、GPSをサポートするコントロールが用意されています。
  モバイルアプリケーション開発画面
  モバイルアプリケーション開発画面
       
 
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ArcGIS Serverアプリケーションの作成フロー

ArcGIS Serverを使用すれば、GIS機能を組み込んだアプリケーションを容易に作成することができます。ここではWebアプリケーションの作成フローを示しますが、モバイルアプリケーションの作成も基本的には同様のフローで作成できます。
 
 
ステップ1
ArcMapを使って、Webアプリケーションに表示するマップをオーサリングします。ArcMapの豊富なカートグラフィック機能を使って、美しく高品質なマップを作成することができます。
 
ArcMapによるマップのオーサリング
 
ArcMapによるマップのオーサリング
   
  ステップ2 ArcGIS Server Managerあるいは ArcCatalogを使って、ステップ1で作成したマップを、マップサービスとしてGISサーバに登録します。登録したマップサービスに対してマップキャッシュを作成すれば、Webアプリケーションの描画パフォーマンスを劇的に向上させることができます。
 
ArcGIS Server Managerによるマップサービスの登録
 
ArcGIS Server Managerによるマップサービスの登録
     
  ステップ3 ArcGIS Server ManagerあるいはVisual Studio 2005を使って、Webアプリケーションを作成します。ArcGIS Server Mangaerを使用すれば、ウィザードに従って必要な機能(タスク)を追加し、簡単にWebアプリケーションを作成できます。
 
ArcGIS Server ManagerによるWebアプリケーションの作成
 
ArcGIS Server ManagerによるWebアプリケーションの作成
     
  ステップ4 Webブラウザを使って、ステップ3で作成したWebアプリケーションにアクセスすれば、Webアプリケーションを操作できます。クライアント側にプラグインや特別なソフトのインストールは必要ありません。
 
ブラウザによるWebアプリケーションの実行
 
ブラウザによるWebアプリケーションの実行
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高度な処理を行うアプリケーション例

Web ADF、Mobile ADFを利用して様々な処理を行うGISアプリケーションを容易に作成することが可能です。また、より高度な処理のために、ArcObjetctsプログラミングによる実装を利用することもできます。さらにArcGIS Serverの基本機能を拡張するエクステンション(Spatial、3D、Network)を利用すれば、特殊な解析を行うアプリケーションも作成できます。また、GISビジネス・ロジックを処理するWebサービスを作成すれば、あらゆるクライアント(ブラウザに限らない)で利用可能になります。
 
 
編集
編集タスクを利用すれば、ジオデータベースのトポロジやリレーションシップを利用した高度な編集や、ArcSDEが持つバージョニング機能を利用して、ロングトランザクションをサポートするマルチユーザ編集Webアプリケーションを容易に作成できます(要Workgroup AdvancedあるいはEnterprise Advanced)。
 
ジオデータベース編集
 
ジオデータベース編集
   
  解析 バッファ、クリップ、インターセクトなどの基本的な空間解析だけでなく、ジオデータベースのジオメトリック・ネットワーク機能を利用すれば、水道・電気・ガスなどのユーティリティ・ネットワーク解析を行うWebアプリケーションを作成できます。
 
ユーティリティ・ネットワーク解析
 
ユーティリティ・ネットワーク解析
     
  ラスタ解析 Spatial Extensionを利用すれば、セルベースのラスタ・データの作成、条件検索、ラスタ解析を行うことができるWebアプリケーションを作成できます。
 
Spatial Extensionによる傾斜角の解析
 
Spatial Extensionによる傾斜角の解析
     
  3次元解析 3D Extensionを利用すれば、サーフェス見通し解析や地形モデリングを行うことができるWebアプリケーションを作成できます。
 
3D Extensionによる見通し解析
 
3D Extensionによる見通し解析
     
  ネットワーク解析 Network Extensionを利用すれば、ルート検索・道案内・サービスエリア・最寄施設検索を行うことができるWebアプリケーションを作成できます。
 
Network Extensionによる最短経路検索
 
Network Extensionによる最短経路検索
     
 
Webサービス
ArcGIS ServerのGISビジネス・ロジックをWebサービス(SOAP/XML)として公開すれば、その機能をあらゆるクライアントで利用することができます。例えば、Microsoft Wordの文書にArcGIS Serverが行った処理の結果を組み込むことができます。
 
あらゆる用途でWebサービスを利用
 
あらゆるクライアントでWebサービスを利用
     
 
3次元
ビジュアライゼーション
3次元マップを配信するグローブサービスは、ArcGlobe、ArcGIS Engine、ArcGIS Explorerで利用できます。またジオプロセシングサービスを呼び出し、サーバ側で空間解析を行った結果も取得できます。
 
ArcGIS Explorerによるグローブサービスの利用
 
ArcGIS Explorerによるグローブサービスの利用
     
 
モバイル
Mobile ADFで開発したアプリケーションをWindows Mobile端末に展開すれば、屋外でのGISによる作業を、ネットワークの接続/非接続環境に関わらず利用することができます(要Enterprise Advanced)。
 
Windows Mobileを利用したスマートクライアントアプリケーション
 
Windows Mobileを利用したスマートクライアントアプリケーション

 

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Last Updated: Thursday, November 13, 2008.