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100年の歴史 アメリカ国立公園局

 

3D地図と写真で振り返る国立公園局

 


 今年は、アメリカ合衆国に内務省国立公園局(以下、国立公園局)が設立され100年を迎えます。国立公園局はミッションに、「人々が楽しみ、教育、インスピレーションを受け、そして次の世代に 引き継ぐことができるよう、パートナーと協力しながら、国立公園システムの有する自然及び文化資源と価値観をそのままに保つこと」を掲げ、今日も多くの人に感動を与えています。また、リクリエーションだけではなく、グリーン・インフラストラクャー、都市計画、パーク・マネージメントといった概念にその後、影響を与えました。


当時の紙地図、3Dマップ、写真をふんだんに使い作成された国立公園局100年の歴史を振り返るストーリーマップをご紹介します。

※画像をクリックするとストーリーマップへ飛びます。

解説

本マップは ArcGIS Online の「ストーリー マップ カスケード」というテンプレートを使用して作成しています。

1. 国立公園局が制定されるまで

1864年、ヨセミテ渓谷とその周辺にあるレッドウッドの森はカリフォルニア州立公園に制定され、1916年に国立公園局ができた後、国へ返却されました。

国立公園制度の基礎を築いたと言われるセオドア・ルーズベルト(第26代大統領)は、1903年に自然保護の父として知られていたナチュラリスト、ジョン・ミューアを訪ね、ヨセミテ渓谷で3日間キャンプを張りました。人々と自然のあり方、自然保護とその未来への継承を語り合ったことでしょう。

ヨセミテ カリフォルニア州 1983年1月

ジョン・ミューアとシエラクラブの創設者達は、ヨセミテ公園のサイズを削減する法案に抗議するため、ヨセミテの地図(下記)を提出し、議会に請願しました。

2. 国立化への高まる機運

セオドア・ルーズベルトは、グランドキャニオンを訪れた3年後、グランドキャニオンゲームリザーブを設立しました。隣接する国有林エリアを追加し、1908年には国定公園に指定されました。最終的に国立公園として制定されたのは、1919年のことです。

 

1916年ナショナルジオグラフィック誌は、国土の自然の素晴らしさにフォーカスをあて、全面を祝福モードで仕上げた4月号を出版し、国立公園局の設立に向けた最後の勢いに寄与しました。

3. 国立公園局設立

1916年8月に国立公園局が設立され、ハワイのマウイ島のハレアカラ山域も国立公園に指定されました。火山帯の地表の様子を是非3Dマップでご覧ください。

4. 21世紀の国立公園

ピナクルズ国立公園(カリフォルニア州)。 2013年に、アメリカで最も新しく指定された国立公園。

2015年8月にオバマ大統領が北米最高峰の名前を、マッキンリーからデナリへと公式に変更しました。デナリとは、先住民族の言葉で、「偉大なもの」。この名称の変更はネイティブアメリカンの文化と遺産の更なる認識として象徴的な重要性を含んでいます。

 

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掲載種別

関連業種

  • 都市計画
  • 自然環境


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掲載日

  • 2016年7月28日