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気候変動:地図で見る地球環境問題 ~温暖化、海面上昇、都市化、人口密集~

 

フランス、パリにて開催中のCOP21 : 気候変動枠組条約 第21回締約国会議

2015年11月30日から12月11日まで、フランスのパリで地球規模の気候変動という問題に立ち向かうため、国際会議が開かれています。地球と私たち人類のシステムを理解することは、気候変動の緩和や地球温暖化に対応するのにとても重要な一歩となります。

本マップでは、気候変動について以下の5つのカテゴリで紹介しています。
1. 地球のシステム 2. 人類による環境への影響 3. 海洋への影響 4. 今後の予測 5. 国際的な協力

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解説

1. 地球のシステム

土地被覆・森林(二酸化炭素吸収源)・生物気候(気候と生物の関係性)・バイオマス
世界の生物気候(気候と生物の関係性)

炭素は何万年もの間、地球の大気、海洋、そして生物圏を循環しています。この様な地球のシステムを理解することが、気候変動の予測とその対策を講じる上とても重要になります。

・土地被覆
・森林(二酸化炭素吸収源)
・生物気候(気候と生物の関係性)
・バイオマス

2. 人類による環境への影響

人口密度・都市化・自然界への影響・二酸化炭素排出量・二酸化炭素排出量の変化
各国の二酸化炭素排出量

数多くの科学者が、地球はAnthropocene(人新世:ひとしんせい)、人類の時代に入ったと述べています。

・人口密度
・都市化
・自然界への影響
・二酸化炭素排出量
・二酸化炭素排出量の変化

3. 海洋への影響

土地被覆・森林(二酸化炭素吸収源)・生物気候(気候と生物の関係性)・バイオマス
海洋酸性化

気候変動はすでに海洋へ大きな影響をもたらしています。

・海洋酸性化
・海面上昇
・北極圏海氷

4. 今後の予測

気温変化モデル1:2.6℃上昇シナリオ・気温変化モデル2:6.0℃上昇シナリオ・気温変化モデル3:8.5℃上昇シナリオ・降雨量変化モデル1:2.6℃上昇シナリオ・降雨量変化モデル2:6.0℃上昇シナリオ・降雨量変化モデル3:8.5℃上昇シナリオ・1900~2100年までの経年変化と予測
アジアの降雨量変化モデル1:2.6℃上昇シナリオ

気候変動の予測は様々な可能性を含め、慎重に行わなければなりません。ここではスーパーコンピュータを用いた複数の気候変動モデルを紹介します。

・気温変化モデル1:2.6℃上昇シナリオ
・気温変化モデル2:6.0℃上昇シナリオ
・気温変化モデル3:8.5℃上昇シナリオ
・降雨量変化モデル1:2.6℃上昇シナリオ
・降雨量変化モデル2:6.0℃上昇シナリオ
・降雨量変化モデル3:8.5℃上昇シナリオ
・1900~2100年までの経年変化と予測

5. 国際的な協力

・京都議定書・決断の時
京都議定書の締結状況

気候変動は地球規模の問題で、解決には国際的な協力が必要不可欠となっています。京都議定書はその初めの一歩となりましたが、完全なものとは言えず、2015年の気候変動枠組条約第21回締約国会議(CO21)では問題解決に向けた国際的な協力が期待されています。

・京都議定書
・決断の時

 

関連リンク

掲載種別

関連業種

  • 海洋・漁業
  • 自然環境
  • 気象


掲載日

  • 2015年12月8日