経済産業省と米国航空宇宙局は、共同で人工衛星Terraに搭載された光学センサASTERを用いて、地球の陸域全てを対象にデジタル標高データ(DEMデータ)である、ASTER全球3次元地形データ(ASTER G-DEM)の整備を進めることをERSDAC(財団法人 資源・環境観測解析センター)のHPを通じて公表しました。
ERSDACのHPに掲載された情報によれば、ASTER G-DEMは全球の陸域をカバーする空間解像度が30m、高さ精度が±7mのデータであり、2009年に公開予定とされています。完全公開が完了すれば、米国航空宇宙局のSRTMを上回り、一般入手可能なグローバルなDEMデータとしては最も高い水平解像度の標高データセットになります。(ただしSRTMはASTER G-DEMと異なり、南極、北極域のDEMは含んでいません。地球の全陸域をカバーするデータセットは水平解像度が1kmのGTOPO30になります。)
既にサンプルデータがArcGISで利用可能なGeoTIFF形式でダウンロードが可能な状態になっています。サンプルデータは九州・中部地方を対象とし、ジオイド面を0mとした標高値が1m刻みで格納されています。HPに書かれている使用上の注意によれば、試作版のため、品質に関して保証の範囲外となっており、製品版では精度の向上が期待される、としています。
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