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| 掲載日:2007年1月26日 | |
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登山客に人気の高い東北百名山のうちの10山を調査した結果、国土地理院が作成した地図と実際の登山ルートが異なっていたり、道しるべに不備があることが分かり、総務省 東北管区行政評価局は、林野庁東北森林管理局と国土地理院 東北地方測量部に改善を求めました。調査では、登山客の7割がこの地図を持参していたことから、中高年の「登山ブーム」の中、同評価局は、早急な対策が必要と指摘しています。 同評価局職員らが2006年8〜9月、GPS測量機を使って登山ルートをたどり、登山道と地図を比較した結果(1)利用できない登山道が地図に表示されている=8件(2)登山道が存在するのに地図に表示されていない=6件(3)地図の登山道が実際の登山ルートと異なる=2件(4)通行禁止の登山道が地図に表示され、地形図からの削除が適当で あるとしているもの=2件、の計18カ所で表示の間違いが見つかりました。 また、10山のうち6山の一部の登山コースで道しるべを調べた結果、蔵王、秋田駒ケ岳、大東岳で▽「落石のため通行禁止」の警告表示が消えていた▽分岐点に道標に表示されていないコースがある(安達太良山など)▽表示板が腐食して外れコースの方向が分からないなど、遭難を招きかねない表示が6カ所ありました。 同調査は、最近の「中高年登山ブーム」による中高年者の遭難事故の増加を踏まえ、事故原因の多くを占める 道迷いを防止するため、国土地理院発行の地形図における登山道の表示状況、市町村等が設置した道標の維持 管理状況を調査し、関係行政の改善を図り、登山者の安全に寄与することを目的に実施されました。 警察庁のまとめによると、2005年の全国の山岳遭難者数は1684人と年々増加傾向にある。そのうち40歳以上の中高年は1372人で全体の81・5%を占める。東北6県の05年の遭難者数は420人で、中高年はそのうち約9割と全国に比べて高い。東北地方は通常の登山に加え、山菜やキノコ採りでの遭難が多いことが原因とみられています。 同評価局は「行政評価・監視は、総務省が行う行政改善活動の一つで、行政全般を対象として、主に合規性・ 適正性等の観点から評価を行い、行政運営の改善を推進するために実施している。 登山道の現地測量は、職員が自らGPS測量機を背負って実地に踏査するため、 作業効率が悪く、東北地方測量部による年間の処理件数には限界がある。」とした上で、次のような所見表示を関係行政機関に対して行いました。 ・ 登山道の変化情報を十分に踏まえた修正計画等を作成するなどにより、地形図修正を計画的かつ迅速に行うこと。 (調査対象の登山ルート) |
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